2010.11.18 「大型モニタの限界」

首を痛めてみると自分の普段のどの姿勢が首に負担をかけているかよくわかる。
負担のかかる姿勢を確かめる試薬のような働きになっていて面白い。
で、感じたのが大型モニタや大型TVを使うときの首に掛かる負担の意外な大きさだ。

我家は42インチのTVを昔のTV台に置いているんだけど、そうすると位置が高すぎる。床に座って見ていると見上げる感じになって非常にツライ。(今回はまさにその状態でさらに横向きで作業したから首を痛めた)イスに座ってやっと水平くらい。これでもしんどい。
50インチくらいのTVになるともっとたいへんだろうから、これから買おうと思っている人はTVとの距離だけじゃなくて高さもしっかり考慮に入れた方がいい。

パソコンモニタもそうだ。今はメインで26インチのモニタを大きめのパソコンデスクに設置して使っている。モニタの機能そのものは大変快適だ。
画面解像度は2560×1200。ボクがよく使ういろんな作業に適しているんだけど、教材を作ったりのようなタイプ作業だと問題が出始める。作業する目線の位置からだと、画面の端が視野の末端近くになり一覧性にやや欠けはじめる。首を左右に振ることが多くなるのだ。
場合に寄っては本体の液晶モニタをサブモニタにしてSKYPEやツールパレットをこちらに配置するとますますその傾向が強くなる。

これが27インチとか30インチになって画面サイズが更にあがると一覧性はさらにわるくなるだろう。高さも見上げるような姿勢になって、首にかなり負担になるだろう。といって、TVとちがってパソコンデスクの高さを下げるとタイプがしにくくなるのが目に見えている。
マウスの移動距離の大きさも問題だ。ボクはポインタを大きめにして、かつ感度を高めにして使っている。
家庭に設置するテレビやモニタのサイズって、いまくらいが限界なのかも知れない。

AppleのMacBookAirが11インチのモニタを採用していて小さすぎるんじゃないかと思っていたのだけど、実際にお店で触ってみるとそうでもない。
Appleはモニタの解像度を高めにしている。
11インチで1380ピクセルだったかな。13インチのMacBookProより高い。
普通に考えると小さなモニタにちいさくなったアプリケーションウィンドウを表示して、小さな文字をみなければいけないような気がして、使いづらいように感じる。

だけど、おそらくAppleの考え方はそうではないのだろう。
小さいけれど高解像度で高品位に文字を表示できるモニタに一つのアプリケーションだけを表示して利用する。高解像度だから文字もキレイ。
アプリケーションはウィンドウを切り替えるのではなくデスクトップを切り替える。
つまりウィンドウをズームして使っているような感覚だ。

問題なのはUIの部分は文字が小さいままなので目が悪いボクにはツライところだ。
AppleはUI部分も含めてウィンドウやデスクトップを高品位にズームさせる技術をMacOSに実装中だと聞く。デスクトップやウィンドウのあらゆるオブジェクトがベクターグラフィックで実装されるのかも知れない。

こういうアプローチこそがクリエイティビティだと思う。
創造性こそがエスカレーションを超えて次のプログレスを人間にもたらす原動力だ。
なんてことをモニタを例に挙げて企画の講義で話そうかなあと思ったりしている。

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2010.11.15 「何となく失くすもの」

何となく失くすものって、けっこうある。
ちょっと前はボールペンとか、指し棒とか良くなくしてた。
ボールペンは3回失くし、3回買って、どのカバンとシステム手帳にもある状態になって失くさなくなった(笑)。指し棒はこのタイプがもうないと分かってからは失くさなくなった。

いま、よく失くすのはDSi LLについている太いペンだ。
すごく使いやすいのだけど、ふぃっとなくしてしまう。
あれは他所では買えないので、必死で探して、また使っている。
これは最悪本体のペンを使えば良いという中途半端な保険があるせいかもしれない。

講義データをクラウドに保存するようにして学校に持って行き忘れるということは無くなった。これは完全にどこからでもアクセスできる環境になったからだ。データのユビキタスだ(笑)
MacBookやiPadを失くしたことはない。失くすと大変だからだ。
ジョブスがiPhoneのプレゼンで、「スタイラスペン?あれはイヤだ。すぐに失くす。だから指を使うことにした」ってやっていたが、これもユビキタスの手法だなと。

モノもおんなじかな。
キズをつけたくない持ち物があるとして、キズを付けないためには、絶対キズがつかない材質でできているか、キズを付けたらリスクが伴うとなれば、キズはとてもつきにくくなるよね。
Appleは「これは傷つけたりしてはいけない、大切に使うモノだ」って製品に感じさせるのがうまい。だから、MacBookProもiPhoneもiPadもとてもきれいだ。旧MacBookも3年近く使った割にはキレイだ。一方、他のWindowsパソコンはボロボロだ(笑)。

ところで、ボクはこれがヘタなのだということに今気が付いた(笑)
きっと、ボクの講義は少々ズルやサボリや自己管理ができてなくても、なんとかしてくれるという中途半端な保険があると思われているのかも知れない。いや、事実そうなのだが(笑)。学生が課題をやってこなかったり、休んだりしても絶対傷つかないボクになれればいいのだが、そうはいきそうにない。
といって、絶対傷つけられないような怖~いリスクがあるってのも、現状無理だしイヤだ。

となると、やはり、傷つけたりしてはいけない、大切にしなければいけないと思うように自己演出しなければいかんわけだ。うーん、どうすればいいんだろう。
こんど、誰かが休んだり、サボったりしたら、涙目になって指をくわえて教室の隅で膝をかかえて座り込んで落ち込んだフリをしたら、彼らも「先生にやさしくしなきゃ」って思ってくれるかな(笑)
まあ、なにはともあれ、「なんとなく失くされないよう」に頑張らなきゃなあ。

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2010.11.11 「iTunesで映画の配信が始まった」

今日からかな、iTunesで映画の配信が始まった。
MacやAppleTV、iPad、iPhoneなどで映画をレンタルしたり、購入できる。
http://www.apple.com/jp/appletv/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/11/news025.html

たとえば、渋滞にハマったりしたら、その場でiPadでなにか映画をレンタルして車の中で観るなんてことができる。購入してiPadにいれておいて、あとから観ることもできる。
値段的にちょっと高いけれど720pのハイビジョン映像だ。

ボクだと授業にDVDを持って行ってみんなで鑑賞、メモ取り後分析、教材のKeypointを使って分析とディスカッションや解説といったことを授業でやっているわけだけど、極端に言えばこれを全部iPadだけでできる。

すごい。
自分で作った映像やPDFファイルをiTunesライブラリを共有したりして学生にダウンロードしてもらうなんてこともできるわけだ。

いや、なんてエキサイティングなんだろう。本気で学生にはiPadを買って欲しい(笑)
まあ、そういうわけにはいかないけれど、とりあえず今ボクは首の椎間板を損傷したらしく、痛くて仕事できる気分ではない!
だから、今から「ガメラ対バルゴン」をレンタルしてみます!
ではでは~(笑)

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2010.11.04 「TimeMachineの調子が悪い」

Macを自動バックアップしてくれている、TimeMachineの調子が悪い。
いや、厳密には悪くないのけど、ルーター&ネット共有HDDの機能を持ったTimeCupsuleの容量がいっぱいになってから、バックアップにえらく時間がかかるようになっている。
作業中に始まるとマシンの速度低下の度合いが激しくて、ストレスがたまる!

TimeCupsule内の共有フォルダのサイズがだんだん大きくなっているせいだ。
うーむ、TimeMachineの過去のバックアップデータを消去して、最初からバックアップし直すか、共有フォルダを別のドライブに移すか、はたまた、その両方をやるか。

家のパソコンがほぼMac化しているなかでWindowsにしか対応していないプリンタ&スキャナ複合機の使い勝手が悪いのも気に入らないし…。
ADFのついた複合機を無線LAN化して各Macから共有したい。

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