タミヤの傑作、１／３５　ハンビー　ウェポンキャリアです。ニュース映像などでよく見かける車両を驚くほど作りやすく、簡単に形にできます。複雑なサスペンションの部分など素晴らしく良くできています。特にスプリングの部分など舌を巻きます。
キットは湾岸戦争、ユーゴ紛争時のデカールがつき、さらに河川徒渉用のマフラーなどアクセサリーパーツもいろいろついておりバリエーションが楽しめます。泥んこの陰鬱なユーゴ派遣の車両を作って見ました。

現代戦のキットはほとんど初めての経験でしたがウィンカーの透明パーツや中空ゴムタイヤなど新鮮な体験ができました。
マットメディウムとグロスメディウムにピグメントや絵の具で色をつけたものを歯ブラシにつけてはじくという手法で泥のハネを表現してみましたが、どんどん抑制が利かなくなりますので注意が必要ですね(笑）。

古い泥、新しい泥、濡れた泥を色と質感で表現したかったのですが、汚れすぎてよく分からなくなっています。特にＮＡＴＯ迷彩と濡れた泥が溶け込んでしまったようで失敗です。迷彩の方を明るくして、泥を目立たせるかしたら、もっと抑制の利いたウェザリングになったかもしれませんが、これは反省材料です。